"Chaplin's world" スタジオ



みなさんこんにちは、お城の案内人です。


レマン湖周辺は強い寒波の影響で雪景色が広がっています。先日、シヨン城財団長からガイド達に感謝状が届き、2016年度は36万7500人のお客様にご来城いただいたそうです。ありがとうございました。


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さて、前回の記事でもお知らせしたように今年2017年は、このブログの趣旨に基づき、レマン湖にまつわる情報をアップしていきたいと思います。


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以前に当ブログで「レマン湖を愛した有名人 〜オードリー・ヘップバーン」について書いたことがありますが、今回はレマン湖を愛した有名人 〜チャーリー・チャップリン〜」について書きたいと思います。


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チャーリー・チャップリンはイギリス出身の映画俳優、映画監督、シナリオライター、映画プロデューサー、作曲家で、チャップリンが自作のサイレントムービーで演じた役柄「シャルロ」で世界の喜劇王として有名な人物ですが、みなさんは彼が晩年をレマン湖周辺で過ごし、亡くなったのをご存知ですか?


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16年前、スイス人建築家フィリップ・メイランとケベック人ミュゼオロジー技術者イブ・デュランが出会い、地元の企業家やアーチスト、建築家、技術者が募り、今年4月にチャーリーチャップリンのミュージアム、"Chaplins's World"がオープンしました。


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Chaplin's Worldがあるのはシヨン城から北に12キロほど離れたコルズィエ=スュール=ヴェヴェイという人口3300人ほどの街。小さな街ですがジュネーブ空港までは車で45分。スイスの首都、ベルンまでは50分。国際オリンピック委員会の本部が置かれているローザンヌまでも15分と地理的には恵まれた街。


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その街にチャップリンが晩年を過ごしたスイスの自宅「マノワール・ド・バン」が、チャップリンの記念博物館となり、2016年春に"Chaplin's world"としてオープンしています。


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このミュージアムは14ヘクタールの敷地の中にチャップリンの自宅「マノー」、チャップリンのアトリエ「スタジオ」と「公園」という3つの構成で出来上がっていて、今回お城の案内人は「マノー」と「スタジオ」の部分を見学してきました。


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まず、受付で入館料(23フラン)を払い、映画館のようなところにやってきました。ここで、10分間、チャーリーチャップリンのビデオを見ます。


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10分間の映画鑑賞が終わるとスクリーンが上に上がり、そこからミュージアムの中へとアクセスができます。


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一番最初に入ったところは、19世紀のロンドン、Easy Streetが広がっています。


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ここはチャーリー・チャップリンのミューチュアル社(Mutual Film Corporation)における9作目のサイレント映画「チャップリンの勇敢」の舞台にもなったところです。


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この街はチャップリンが幼少期を母親と兄のシドニーと過ごした貧困街をイメージさせるもので、映画の中にもそんな彼のつらかった思い出が込められています。


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これは1921年に公開されたサイレント映画「キッド」の撮影現場。チャップリンは幼少期を12平方メートルの屋根裏部屋でお母さんと過ごしたことがあるんだとか。


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チャップリンの生まれ故郷は、イギリス・ロンドンのケニントン地区、ランベスのイースト・レーン。通りは多くの人々が交流する場所であり、チャップリンの舞台装飾には、そんな彼の生まれ育った町並みが再現されています。


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チャーリー・チャップリンは1898年、9歳の時、木靴ダンスの一座「エイト・ ランカシア・ラッズ」のメンバーに加わり、イギリス中を廻っていたそうです。その時にはこんなミュージックホールで踊っていたんでしょうね。


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おやおや?チャップリンのミュージアムなのになぜマイケル・ジャクソンが。実はマイケルジャクソンのムーンウォークはチャップリンからヒントを得たものなんだとか。


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マイケルジャクソンはチャップリンを作曲家として、ダンサーとして、映画監督として尊敬していたんですって。 マイケル・ジャクソンのこのムーンウォークの起源はいろいろあるようですが、この技はチャップリンの最後のサイレントムービー「モダン・タイムス」からインスピレーションを与えられたのだとか。


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ここは彼が最初にサイレントムービーを製作した舞台の再現。20世紀はじめ、この時代は舞台照明というものがなかったそうです。テーブルの下にチャプリンがいます。


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チャップリンの代表作の一つ「独裁者」に出てくる床屋のチャーリー。



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2017謹賀新年



遅ればせながら皆様、新年あけましておめでとうございます。


本年もよろしくお願い致します。


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昨年は5月にはフランス縦断の旅。そして8月にはスロベニア。9月はじめにはクロアチアのスプリットとトロギール。9月半ばにはザグレブとプリトヴィツェ湖群国立公園、と旅多き一年でした。


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3ヶ月に渡って旧ユーゴスラビア諸国の旅行記をアップしてきましたが、本年はこのブログの趣旨に基づき、レマン湖にまつわる情報をアップしていきたいと思います。


今後ともよろしくお願いします。


みなさまにとって良い1年になりますように。。。




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11/26のツイートまとめ

Oshiroannainin

RT @_SuperView: モルジュ、スイス#絶景 https://t.co/atqOro92Nt
11-26 03:09

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11/21のツイートまとめ

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11-21 07:33

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11/14のツイートまとめ

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RT @_SuperView: モスタル。ボスニア・ヘルツェゴビナ#絶景 https://t.co/auJUgbaSSP
11-14 09:34

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プロフィール

Author:お城の案内人
職業: シヨン城公認ガイド
(2009年3月より正式にガイド登録)
レマン湖を愛して止まない私。ガイドになって8年目。車もないのにこの美しい湖が一番きれいに見える高台で日々格闘中。

このブログの目的: シヨン城に来てくださった方、私のガイドを聞いてくれた方、私を知ってる方との距離を縮めて友好関係を築きたくてこのブログを始めました。

Auteur : Cicérone d'un château

Métier : Guide-hôtesse à la fondation du château de Chillon(Je suis enregistrée en tant que guide officielle du château de Chillon depuis mars 2009)

Moi, qui adore le lac Léman. Je suis guide depuis six ans. La lutte quotidienne dans les sommets" surplombant le magnifique lac sans une voiture en vue.

Le but de ce blog : Pour ceux qui ont visité le château de Chillon, ceux à qui j'ai déjà servi de guide, ceux qui me connaissent, j'ai commencé à écrire ce blog dans le but de renforcer la relation avec eux".

Twitterはじめました


ガイド予約はこちらからhttp://www.chillon.ch/en/
ご意見、ご感想はこちらへ oshiroannainin@gmail.com

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